経済が発展し文明が高度化する一方で次代を担う子どもたちが親から虐待を受けたり
教育を放棄されるような事件が増え、大きな社会問題となっております。そのような社会的養護を
必要とする子どもたちの多くは児童養護施設や里親の下で生活し、ほとんどの子どもたちは高校卒業と同時に
就職という形で社会に出て行くことになります。
しかし家庭の基盤を持たない子どもたちの自立には様々な困難やリスクを伴い、特に職を失った
場合には同時に生活の場を失う事が多く、非社会的あるいは反社会的な人生に陥ることになりかねません。
私達は、その様な子どもたちの自立を支え援助する活動を展開したいと考えました。
様々な人とのふれあいを通して「生きてゆく力と意欲」を育てていきたいと思います。